記事なんて初めて書くんだけど、いきなり文章を書いていけばいいの?
Webライターとして働くと決めたものの、読書感想文程度しか書いたことがなかった私。
文章を書くことに抵抗はありませんが、書き方のルールがいまいちわからない状態でした。
そこで、これからWebライターを目指す人に向けて、基本的な記事の書き方について紹介しようと思います。
- Webライターってどうやって記事を書く?
- 書き方にルールはあるの?
- どこで書き方を教えてもらえるの?
詳しいルールも色々とあるのですが、まずは記事が完成するまでの流れとして参考にしてみてください。
キーワードから記事を書くまでの流れ
例えば、クライアントから次のような依頼を受けたと仮定してください。
- 記事のキーワード「子育て 便利家電」
- 文字数:3,000文字
まずはGoogleで「子育て 便利家電」と検索して、上位10記事くらいを読んでみましょう。
記事を読んでいくと、どんな情報が共通して書かれているかがわかると思います。
- 子育て中に便利な家電〇選
- 時短家電を選ぶポイント
- 嫌いな家事を家電に任せよう
- 洗濯・掃除・料理別のおすすめ家電
よく出てくる言葉や商品名などを、メモしておくと良いでしょう。
タイトル・構成を考える
次に、上位10記事を参考にしてタイトルや構成を考えます。
タイトルには、キーワードである「子育て 便利家電」を必ず入れるようにしましょう。
タイトルの例としては、以下のようなものがあります。
- 子育て中に必須の便利家電〇選|負担を減らしてゆとりのある育児
- 子育て中の今こそ便利家電!ワンオペの助けになる時短家電を紹介
次に、構成(記事の大まかな流れ)を考えます。
見出し1(タイトル) 子育て中に必須の便利家電〇選|負担を減らしてゆとりのある育児
見出し2 【第1位】全自動洗濯乾燥機
∟見出し3 天候に左右されず洗濯ができて取り込む必要がない
見出し2 【第2位】全自動食器洗浄乾燥機
∟見出し3 節水効果+手洗いよりも衛生的
見出し2 【第3位】自動掃除ロボット
∟見出し3 食べこぼしなどが多くなる子育て家庭の味方
見出し2 【第4位】自動調理家電
∟見出し3 食材を入れるだけ!火元を気にする必要もなし
見出し2 【第5位】コードレス掃除機
∟見出し3 気になった時にサッと掃除できる
見出し2 まとめ 便利家電を上手に利用して子育てを乗り切ろう!
この構成を、Googleドキュメントで作成すると以下のようになります。
見出しを設定することで、左に概要が表示されます。
ちなみに、見出しは3までの使用がほとんど。4は今のところ使ったことはありません。
文章を入れていく
構成の次は、見出しごとの内容に合わせて文章を入れていきましょう。
合計で3,000文字になるように、意識して書いていきましょう。
Googleドキュメントでは「ツール→文字カウント」で、現在の文字数がチェックできます。
構成を作る段階で、見出しごとに大体何文字書いたらいいのかを考えておくと、執筆していくときに楽になります。
文字装飾や画像の挿入をする
文章を書き終えたら、重要な部分への装飾や画像の挿入をします。
装飾や画像に関しては、クライアントの指示に従いましょう。
記事を載せているサイトの統一感を出すため、装飾は決められたものだけを使用する場合があります。
画像に関しては、写真ACなどのフリーの画像サイトを使用することが多いです。
見出しをイメージした画像を選んで、挿入してみてください。
ライティングは構成が大事
ここまで、基本的なライティングの手順について紹介しました。
文章を書くにあたって、設計図ともいわれる「構成」が非常に重要となります。
構成を作ると内容のブレがなくなり、必要な情報の抜けがない記事を書くことができます。
いきなり書くのではなく、ある程度書くことをまとめておくのが大事ということですね。
まずは、自分が気になるキーワードで練習記事を書いてみてください。
記事を最後まで書いて保存しておくと、ポートフォリオとしても使えますよ◎
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