Webライターをはじめるぞ!と思ったところで、パソコンがないと仕事になりません。
でも、あまり多くの初期投資はできない…私もそうでした。
そこで今回は、安く新品で買えるChromebookについてご紹介したいと思います。
Chromebookを簡単に説明すると、以下になります。
- Webライター用として使うなら十分なスペック
- 価格が安く操作がシンプル
- 軽量で外での作業にも最適
このように、Webライター専用機として使う分には、ほとんど困ることはないといえます。
安価でサクサク動くChromebook、おうちにパソコンがない人は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
ChromebookはWebライターと相性が良い
ChromebookはGoogle社が開発した、「Chrome OS」という独自のOSが内蔵されたパソコンです。
OS=オペレーションシステム。パソコンなどの搭載されているシステムのこと。
一番の特徴は価格の安さと、余計な機能やソフトウェアがついていないシンプルな設計。
結論としては、以下のようなシーンであれば活躍できる機種といえます。
- Webライター
- ブログ執筆
- 記事のリサーチやWebページ閲覧
こだわりがある場合を除けば、Webライターに高額なパソコンは必要ないでしょう。
Chromebookは、Webライターと非常に相性が良いパソコンといえます。
ちなみに、Chromebookは小学校などで使われているパソコンなので、子どもへのおさがりにしても使いやすいです。
パソコンがよくわからなくて不安な人にこそChromebookがオススメ
パソコンに詳しくない人にすると不安な要素といえば、初期設定やセキュリティソフトの導入などが思い当たるのではないでしょうか。
実際にパソコンを使える状態にするまでに、すっかり疲れ切ってしまう…ということもありますよね。
Chromebookは、Googleアカウントさえ作ってしまえば初期設定は完了。
セキュリティソフトを入れる必要もなく、初期投資を抑えられるのも魅力のひとつです。
Webライターを始めたばかりで、なるべく費用を押さえたいと考えている人にも適している機種といえます。
ChromebookにはWordやExcelが搭載されていない
Chromebookには、Officeが搭載されていないため、そのままでは使用できない状態です。
Microsoft365というサービスを利用すると、無料でWordやExcelが使えます。
しかし、機能制限があるので、フルに使いたい人はMicrosoft365のサブスクリプションサービスへの登録が必要。
この場合は、月額もしくは年額で費用が発生するため、ランニングコストがかかります。
ただ、Googleドキュメントでも十分な機能は満たしているため、必要に迫られなければ登録する必要はないでしょう。
受注案件の幅を広げたい場合はWordでの納品を求められる場合もあるので、安めのWindowsパソコンを買って、Wordを購入した方が安く済みます。
Chromebookの特徴は価格の安さとシンプルな操作
Chromebookの特徴は、何といっても以下の2つ。
- 3~6万円台で新品のパソコンが買える
- 余計な機能がなく操作がシンプル
これから在宅でお仕事がしたいけれど、パソコンを買うお金が厳しい場合や、パソコンに詳しくなくて不安を感じていても手が出しやすい機種です。
スマホを買うよりも安いものもあると思えば、ハードルも下がるかも!
3~6万円台で新品のパソコンが買える
Chromebookは他のパソコンと比べて、安価な価格帯が主流となっています。
Webライターをはじめるにあたっての先行投資と考えるにしても、手が出しやすい価格ですよね。
3万円程度なら、ライティングですぐに回収できる金額です。
さらに、新品で買えるというのもうれしいところですね!
まだ初心者だし収入もないから…と、中古のパソコンで我慢することもありません。
余計な機能がなく操作がシンプル
Chromebookは、パソコン初心者が面倒だと思う作業をスキップできるところが魅力です。
初期設定やセキュリティソフトを入れるなど、パソコンに詳しくない人からすると結構骨の折れる作業ですよね。
Chromebookは、Googleアカウントがあればすぐに初期設定が完了します。
これからアカウントを作る場合でも、簡単に登録できるので安心してくださいね。
とにかくセットアップに時間がかからず、すぐにお仕事がはじめられます!
WebライターがChromebookを使うメリット
それでは、Chromebookについてのメリットをもう少し掘り下げていきましょう。
メリットはたくさんあるのですが、まとめるとこの5点になります。
起動が早く、気軽にどこでも使えるというフットワークの軽さがChromebookのいいところですね。
特に、スキマ時間で作業をしなければならない主婦の人には、起動の速さや軽さはすごく助かります(経験談)。
ここからは、Chromebookの魅力について語りまくります!
起動が速くストレスが少ない
まずは、何といっても10秒弱で起動するその速さ。
ながら作業やスキマ時間を捻出しての執筆となる主婦にとっては、ちょっとのスキにサッと起動して使えるというのは大変助かります。
子育て中で、お昼寝のスキに…というときも、起動が遅かったらイライラしますよね!
ちなみに、電源入れっぱなしでスリープしてもすぐに復帰するので、私は一日中起動させています(笑)。
データはクラウドに保管できる
パソコンでよく聞くトラブルのひとつに、データの破損があるのではないでしょうか。
クライアントから依頼された大事な記事や資料が、もし消えてしまったら…と考えるだけでゾッとします。
その点Chromebookは、クラウド上にデータを保管するため、万が一パソコンが壊れてしまってもデータがなくなることはありません。
そのため、どうしてもオフラインで管理したい情報以外は、クラウド管理で十分です。
その分ストレージの容量は少なめですが、ライティングで使う程度なら、16Gを使い切るなんてことはまずないでしょう。
オフラインでも使える機能がある
基本的にはインターネットにつないで使用するChromebookですが、オフラインでも使える機能もあります。
- Googleドライブ内ファイルの編集
- 画像エディタを使って写真の表示や編集
- Gmailの閲覧や検索
- メモの入力
- 映画・ゲームを楽しむ
あらかじめダウンロードしておく必要がありますが、オフライン環境でも執筆を進めておくことはできますね。
ウイルス対策ソフトが必要ない
ChromebookにはGoogleのセキュリティチップが搭載されているため、データは暗号化され取り出すことができません。
そのため、WindowsやMacのようにウイルス対策ソフトを入れる必要がないのです。
ウイルス対策ソフトを入れると年間5~6,000円ほどかかるので、その分を節約できる形になりますね。
パソコンの設定がよくわからない人や、お金をあまりかけられない場合にもChromebookは適しているといえます。
自動更新ポリシーの有効期限に注意
Chrome OSは、自動で最新版へと更新されますが、「自動更新ポリシー」の有効期限は基本的に6~7年となります。
つまり、期限を過ぎるとサポート期間が終了し、アップデートができなくなるということです。
そうすると、セキュリティ面での不安が出てきますよね。
しかし、古いモデルは注意が必要ですが、最新モデルでは有効期限が8年というものも。
Chromebookの購入の時には、「自動更新ポリシー」も確認しておくのが重要です。
バッテリーが長持ち&軽量で持ち歩きに便利
Chromebookはシンプルな構成ゆえに負荷のかかる処理がほとんどなく、消費電力も小さいためバッテリーが長く持ちます。
ライティングに使う程度なら、8~10時間程度なら充電を気にしないで使えるでしょう。
加えて、軽量でコンパクトなモデルが多く、コワーキングスペースやカフェで作業したいという時にも活躍します。
既にメインのパソコンを持っているという人でも、持ち歩き用のサブ機として使用してもOK。
タブレット代わりにも使える
機種によっては、タブレットのように使えてタッチペンがついているChromebookもあります。
SNS投稿に手書き部分を加えたい場合や、アプリを起動してタブレットとして使うのもいいですね。
タッチペンを使う予定なら、タブレット式でも使える「デチャッタブル式」または「コンパーチブル式」を選ぶのがオススメ。
タブレット式に対応していない種類もあるので、よく確認してみてくださいね!
マルチウィンドウやモニター接続での作業が可能
ライティングをしていると、原稿部分とリサーチ部分で画面を分けて使う場面が出てくるかと思います。
Chromebookはマルチウィンドウに対応しているので、2画面以上での作業が可能です。
しかし、コンパクトな種類が多いため、ディスプレイに接続しての使用がオススメです!
HDMIやTypeCでもディスプレイとの接続ができるので、ぜひ繋いでみてください。
2~3画面で作業ができれば、効率が上がって収入もアップするかもしれません…!
WebライターがChromebookを使うデメリット
さて、ここまでChromebook推しで記事を書いてきましたが、当然のことながらデメリットも存在するわけです。
Webライターの専用機として使用する分には、十分なスペックといえます。
Officeに関しては、Microsoft365を利用することである程度はカバーできるので安心してくださいね。
しかし、将来的に動画編集もしたいと考えている場合は、素直に高スペックのパソコンを購入するべきでしょう。
また、WindowsやMacに比べるとユーザー数が少ないため、トラブル解消法などの情報を探す場合に情報が限られてしまうことも…
これらのデメリットも踏まえたうえで、Chromebookの購入を考えてみてくださいね。
Microsoft Officeが搭載されていない
前述した通り、Microsoft Officeが搭載されていないため、そのままの状態ではWordやExcelを使うことはできません。
Microsoft365というサービスを利用すると使えますが、全ての機能をフルで使うためにはサブスクリプションサービスへの登録が必要です。
Microsoft365で使用できるのが、以下の3点。
- ドキュメントやファイルの作成、編集、共同作業
- メールの送受信
- オンライン予定表の管理
Googleドキュメントでも十分に仕事は取れますが、Wordを使えると受注できる案件の範囲が広がります。
そのため、これから収入を増やしたいと考えている場合はあった方が良いでしょう。
GoogleドキュメントでもWordへの変換は可能ですが、完璧な互換性があるとはいえないのです。
kindle出版なども視野に入れているのであれば、縦書きができるWordは必須となってきます。
動画編集などを考えている場合はスペック不足
いずれは動画編集などの本格的なソフトを使おうと思っている場合は、Chromebookでは性能が追い付きません。
全くできないということはありませんが、そもそも容量が少ないChromebookでは不向きといえる作業なのです。
WebライターだけならChromebook、その他も考えているのであれば、WindowsやMacを購入した方が良いでしょう。
また、専業Webライターを目指す場合はOffice搭載のパソコンを購入し、Chromebookはサブ機として使うという方法もおススメです。
インターネット環境が必要
Chromebookは、基本的にはインターネットに接続して使用することになります。
オフラインでの作業もできますが、クラウドにデータを保管するため、オンライン環境が望ましいといえるでしょう。
記事の執筆程度なら、スマホとテザリングすればそこまでギガを消費することもないかと思います。
無料Wi-Fiは、セキュリティ上おすすめはしません。
外での作業が多いようなら、モバイルWi-Fiルーターを利用するのみひとつの手です。
WindowsやMacに比べると情報が限られることも?
最近ではChromebookの需要は高まりつつありますが、WindowsやMacに比べるとまだまだユーザー数は劣っているといえます。
そのため、パソコンのトラブルの際に対処法を調べようとしても、思ったような検索結果が出てこない可能性が懸念されます。
ただ、私が実際に使用した感じでは、そこまで困ったことはなかったかな…というのが正直なところです。
大きなトラブルがなかったということもありますが、ちょっとした疑問や設定方法などは、インターネットで調べると出てくるので安心してくださいね。
どうしても対処法が見つからないときは、YouTubeや知恵袋などに範囲を広げて探してみると良いでしょう。
現役WebライターがおすすめするChromebook3選
ここからは、実際にChromebookを使っているWebライター目線でのオススメ機種を紹介します。
まずは、推奨されるスペックから見ていきましょう。
Webライターに必要なChromebookのスペック
ChromebookでWebライターのお仕事をするのに必要なスペックは、以下のようになります。
ディスプレイ | 10~15インチ |
メモリ | 4~8GB |
ストレージ | 64~128GB |
インターフェース | USB Type-C HDMI など |
重量 | 2㎏以下 |
特にこだわりがないのであれば、この程度を押さえておけば困ることはないかと思います。
個人的には、持ち歩きをするなら13インチくらいで十分なような…(家ではモニターにつなぐので)
ディスプレイは、毎日目にするものなので、少しこだわった方がいいかもしれませんね。
ただし、2画面表示はできるのですがどうしても小さくなるため、デュアルディスプレイ推奨です。
これらを踏まえて、現役WebライターがオススメするChromebookを紹介しますね!
【29,700円】Lenovo 2in1 Ideapad Duet ZA6F0112JP
ディスプレイ | 10.1インチ |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB |
インターフェース | USBポート Type-C USB 2.0 ×1(DisplayPort 出力機能付き、DC-in 機能付き)、その他ポート:専用キーボード接続用コネクタ |
重量 | 920g |
まずはタブレットタイプの「Lenovo 2in1 Ideapad Duet」をご紹介します。
薄型軽量で持ち運びがしやすく、タッチ操作も快適に使用できます。
また、ファブリック素材のキックスタンド付きマグネットカバーとキーボードを取り外すことができ、タブレットとしても使用できる2in1スタイル。
ディスプレイは10.1インチなのでお出かけ用か、おうちではモニターにつないで使いたいですね。
ファブリック素材がかわいい!デザイン性でも優れていると思います。
【39,275円】Acer Spin 311 CP311-2H-C7QD
ディスプレイ | 11.6インチ |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
インターフェース | 2x USB Type-A 2x USB Type-C MicroSD |
重量 | 1.19㎏ |
続いて「Acer Spin 311 CP311-2H-C7QD」を紹介。
先ほどのタブレットタイプよりは少し大きめで、メイン機としても活躍できる一台です。
重量も1.19㎏なので、カフェ作業に持っていくのにも適しています。
バッテリーも最大で10時間持続、高速処理ができて日常使いには十分な性能を備えています。
シルバーカラーが高見えしてかっこいいですね!
【29,700円】Lenovo IdeaPad Slim 360 82KN0019JP
ディスプレイ | 14インチ |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
インターフェース | USB2.0Tyoe-C×1(Power Delivery 対応、Display Port 出力機能付き)、USB2.0×1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
重量 | 1.4㎏ |
最後に紹介するのは「Lenovo IdeaPad Slim 360」。
こちらは駆動時間が最大14.7時間の、ロングバッテリーを搭載しています。
接続端子が豊富なところもポイントですね。
Webカメラ付きなので、オンライン面談などにも活躍できそうです!
【番外編】エレコム ワイヤレスキーボード Bluetooth Works With Chromebook認証取得
個人的に、使ってみて良かったのはこちらのChromebook専用キーボードです。
長時間パソコンに向かっていると、どうしても肩や首が痛くなりがち。
そこで、パソコンの高さを上げて、キーボードを用意すれば負担が少なく済みます。
何度か登場している写真ですが、私はこのスタイルでお仕事しています。
パンタグラフ式で打ち込みやすく、本当に使いやすいのでオマケでおすすめしておきます~!
まとめ
さて、ここまでChromebookについてご紹介してきましたが、購入を考え始めたという人はいますか?
最後にまとめると、Chromebookがおすすめなのは以下のような人です。
- 安くてサクサク動くパソコンが欲しい人
- パソコンにあまり詳しくない人
- 軽くて扱いやすいサブ機を探している人
当てはまる人は、Webライターで使用する初号機として、Chromebookを検討してみてくださいね!
コメント